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妙高酒造酒造り4

私がしぼる越乃雪月花純米大吟醸無濾過生原酒に

使われる掛け米を最終的にさらしてから、

タンクに投入させます。

 

妙高酒造蔵見学

大切に思いを込めて撹拌させ

冷ましていきます。

 

越乃雪月花純米酒

作業は効率を図り、いろいろなシーンで行われます

 

それは先人たちが長年にわたり培われてきた

経験によって確立されていったのだと思います。

 

越乃雪月花妙高酒造

酒米が広げられ、投入温度になるまで

この寒い部屋で冷却されていきます。

 

越乃雪月花妙高宇酒造

このお米が、麹の酵素によって

少しずつ糖化され、酵母の餌になり、

アルコールが生み出されるのですから、

全く不思議ですね。

 

越乃雪月花本醸造

美味しいお酒が生み出されるまでには

いくつもの長い工程を通ってようやく

この一本にたどり着く。

 

杜氏さんが思い描いた設計図を基に

蔵人が力を合わせて導き出すのですから

凄い世界ですね。

 

妙高酒造

仕事を終えて道具を洗浄します。

 

各工程ごとに並行して酒造りは進行していますので

まだまだ作業は続きます。

 

 

越乃雪月花純米酒

お忙しい中、蔵人の皆さんありがとうございました。

 

酒造りは毎年1年生と、70歳をとうに超えた

平田杜氏は言います。

 

ベテラン杜氏でさえも、迷宮入りしそうになる

酒造りの世界は奥が深いのですね。

 

でもまた魅力なのでしょうね。

 

基本は絶対に崩さず、妥協しない酒造りを

行ってきた平田杜氏のお酒は、

個性派とは違い、究極にバランスがとれているので、

派手さよりも、いつも一緒に美味しく味わっていたい

しみじみ美味しいお酒です。

 

このような取り組みはかならず受け継がれて

いくことでしょう。

 

JUGEMテーマ:グルメ

 

 


妙高酒造訪問記3

この機械は、お酒をしぼる道具です。

 

薮田式圧搾機。

 

造り上げられた醪は、この機械の中を通って

酒粕とお酒に分けられます。

粕剝き作業

布板一枚一枚に粕が残ります。

 

板粕の形は、このパネルによるものです。

 

妙高酒造酒造り

粕剝き作業

 

見ていると上手に剝がされていきます。

 

妙高酒造酒造り

こちらは、酒母室。

 

酵母を培養する部屋ですね。

 

タンクの中では、蒸して冷ました酒米7割と

麹米3割、水、乳酸が入っています。

 

しゅぼタンク

 

最適な温度管理と、乳酸によって、雑菌から

酵母が守られ、糖化と発酵が繰り返し行われ

酵母が沢山培養されていきます。

 

酵母は炭酸ガスも生み出すので

少しですがゆっくり表面にプクプクと

泡が顔を出します。

 

妙高酒造酒造り

複雑な工程を得て美味しいお酒が生み出されます。

 

続く

 

JUGEMテーマ:グルメ

 


妙高酒造酒蔵訪問2

上越市南高田「妙高酒造」さん訪問記パート2です!

 

妙高酒造さんの麹室は、バブル期に

蔵元が、平田杜氏の要望した通りの

麹室を作ってくれたことで、広大な広さと

充実した仕組みが重なり、

理想的な麹を作り上げることが出来ます。

 

床暖房を備えており、麹台の下と、上の塩ビパイプ

からは、温度調整可能で状況に合わせた最適な風が

送られます。

 

麹菌の発育に理想的な対応が可能です。

 

妙高酒造

販売店限定の越乃雪月花シリーズの麹米。

すぐに種切は行わず、しっかり水分調整や、

温度管理をしたのち

午後から、麹菌を振りかけます。

 

妙高酒造酒造り

お米は隣にある小ぶりな麹台に移します。

 

越乃雪月花純米大吟醸

麹造りは時間との勝負なので、

流れ作業をストップしていただく事は出来ません。

 

一発撮りなので構図がとっても難しいです💦

 

妙高酒造

さて、こちらは吟醸麹を生育する麹室です。

別部屋になります。

 

雄町の30%精米。

新商品として発売予定で、まだ価格は未定とのこと。

 

予め麹菌を振りかけ、盛り状態にして

布をかぶせ、崩して麹蓋に移し

よりキメの細かな温度管理を行いながら

麹菌の育成を目指します。

 

 

 

妙高酒造酒造り

麹蓋1枚1枚に、同じ量の麹米を

投入します。

 

妙高酒造酒造り

麹蓋を重ねて布をかけて保温と湿度を

確保させ、麹の発育を促します。

 

ここから、時間を見ながら小箱ごとに

手で撹拌しながら全体の温度を均一にし、

布をかぶせるといった工程を繰り返して行い

仕上げるのです。

 

JUGEMテーマ:グルメ


妙高酒造さんを訪れました

薄曇りのやや寒い陽気の中、上越市南高田にある

妙高酒造さんを訪れました。

 

妙高酒造

新潟の名工「平田杜氏」を筆頭に

通年雇用、季節雇用の方々で

シーズン中仕込み作業を行います。

 

代表銘柄が「妙高山」

当店では、こちらが造るお酒の中で、販売店限定のお酒

「越乃雪月花」シリーズを扱っています。

 

妙高酒造

蔵に入ると、お米の蒸し上がりに伴い、

蒸気が漂い、お米の蒸されたなんともいい香りに

癒されます。

 

妙高酒造

タイマーをセットされた連続蒸米機が活躍して

います。

 

妙高酒造

釜屋さんが状況を見守ります。

 

妙高酒造蒸米

甑に入れて蒸す場合は、スコップですくう作業を

行いますが、こちらではこの機械の中で

オートメーション化されています。

ゆっくり空気をかけて冷まさしながら蒸し米が

流れてきます。

 

妙高酒造

精米された蒸し米は白く輝いています。

 

私が毎年手しぼりさせていただく

純米大吟醸無濾過生原酒に使用する

50%精米の越淡麗種です。

 

越乃雪月花本醸造

こちらは越乃雪月花シリーズの本醸造です。

 

原料米、発酵、熱処理、瓶の状態での

冷蔵貯蔵といった、すべてにおいて

こだわったお酒で、

生酒の香味を、最小限に抑え

フレッシュ感があります。

 

越乃雪月花純米大吟醸

越乃雪月花純米大吟醸。

 

香り華やか、甘さと酸のバランスが絶妙で

ふくらみがありながらもくどさが感じられない、

実に見事な仕上がりです。

 

越乃雪月花純米酒

越乃雪月花純米酒

ワンランク上の香り、やわらかく燗をしても

味崩れがなく、ふわりと味わえる。

 

次回はその美味しさを探ります。

 

続く

 

 

JUGEMテーマ:グルメ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


千代の光酒造酒蔵訪問2

千代の光酒造酒蔵訪問の続きです。

 

千代の光酒造

仕込みタンクが並んでいる1階フロアーです。

 

タンクの周りには、細やかな温度管理ができる

マットが巻いてあります。

 

仕込み作業は2階のフロアーで行います。

 

千代の光酒造仕込み作業

こちらが2階のフロアー。

開放タンクになっており、エアーホースを通って

タンクにお米を引き込みます。

 

添え仕込みといって、仕込み3分の1の酒母と、

麹米が入った中に掛け米を入れていきます。

初めの3分の1なので量が少ないため

櫂突きはそれ程きつくないそうです。

 

これが全部投入した状態だと、

かなり重くなりますので、

櫂突きは結構な重労働です。

 

 

地Yの光酒造仕込み風景

仕込水位や温度を計測します。

 

千代の光醪

隣のタンクでは、ブクブクと発酵が緩やかに

進んでいました。

 

 

千代の光「真」

 

千代の光シリーズは、洗練された味わいで

ほのかな甘さが魅力的と人気のあるお酒です。

 

そんな中、やや辛口タイプとして登場し、

確立されたファンに人気のお酒が

「真」です。

 

杜預の光真

千代の光「真」

本醸造クラスながら、精米歩合54%といった

お米の良質な部分を使い、ワンランク上の

味わいに驚かされます。

 

千代の光真

原料米は、委託精米により、最新鋭の

装備で磨き上げられ、その後の管理もまた

見事なもの。

 

更にボトリングされたお酒は、巨大な冷蔵庫で

貯蔵され、最高の品質に仕上げます。

 

地上の星

 

千代の光「地上の星」

 

こちらはまさにスーパー特別本醸造!!

 

48%精米で、日本度+7といった

辛口仕立てで、マイナス7度で、

氷温貯蔵させ雑味をとった

クリアーな味わい。

 

香りがあるけどくどくない、

食事によく合うといった

一度味わった方のリピートがすごい酒です。

 

今回もまた訪問させていただき、

とても勉強になりました。

 

会長がよく話されるのは、この地のすばらしさは

この空気だといいます。

 

素晴らしい環境の中、進化する千代の光酒造に、

目が離せませんね。

 

レギュラー酒が、また美味しいのですよね〜。

特別本醸造の監守も大好きです。

 

大変お世話になりました。

 

お忙しい中ありがとうございました。

 

「立原商店」創業明治43年新潟地酒の老舗酒屋

 

お酒は20歳になってから。

当店では20歳未満の方への酒類の販売は致しません。

日本酒時々やわらぎ水を飲みましょう

 

JUGEMテーマ:グルメ


千代の光酒造さんを訪れました

新潟県妙高市にある、千代の光酒造さんを

訪れました。

 

酒米が蒸しあがるタイミングを見計らって

早朝に伺いました。

 

予め約束していたのですが、前日結構雪が

降ってきたので迷いましたが、

思いのほか降雪は大したことがなく

蔵元に連絡するとぜひ来てくださいとのことで

とてもうれしく感じました。

 

久保松原地区

蔵元がある妙高市久保松原地区は、豊かな自然に

囲まれて積もった雪が墨絵のように美しく

見受けられました。

 

妙高市久保松原地区

八代川も実に美しい光景で、清らかな水が

穏やかに流れていました。

 

妙高市千代の光酒造

蒸しあがる蒸気が神秘的で、蔵の周りを

覆っていました。

 

新社長は打ち合わせがあり、はじめに会長と

少しお話しました。

 

昨シーズンよりも雪が少なく、夏の水不足を

危惧されていました。

 

この地区は、水が豊富なためまず心配ないそうですが

夏の暑さは、お米にとって厳しいものが

あるといいます。

 

昼夜の寒暖差があることによって、

美味しいお米が育まれると

いわれております。

 

稲も、日中にしっかりと活動して

でんぷんを作りあげているそうで、

夜になると涼しい環境で静かに

休息するそうです。

 

それによってまたいいでんぷんが生み出される。

こういったサイクルが理想的です。

 

ところが夜が暑いと、休息が出来ず、

いいでんぷんが実りにくくなる。

 

環境とはいろいろな分野に影響があるのですね。

 

猛暑にならないことを願います。

 

 

さて、酒米が蒸しあがり10分前になったという事で

釜場へ向かいました。

 

千代の光酒造仕込み風景

特別本醸造 真の初添え用と、麹の蒸し米です。

 

千代の光仕込み風景蒸し米

精米されたお米が蒸かされ、なんとも美しい

光景です。

 

千代の光酒造仕込み風景

釜からは人力によるスコップで掬いあげられ、

連続蒸米機で放冷されます。

 

千代の光 真

釜屋さんは体力仕事です。

 

千代の光仕込み風景

麹用の酒米は、布袋に入れて

麹室へ運んでいきます。

 

千代の光仕込み風景

麹室は3つあります。

 

千代の光仕込み風景

種付け作業は拝見できませんでしたが、

種切りが終わり、盛って布をかぶせ、

湿度を保つ状態にして、菌の増殖を図ります。

 

地上の星

麹造りは、酒造りの肝。

いかにいい麹を作るかが、

とても重要になります。

 

続く

 

JUGEMテーマ:グルメ

 

 

 

 

 


初鮎 純米吟醸しぼりたて入荷しました(^^)/

鮎正宗酒造さんより、純米吟醸のしぼりたて生酒が

入荷しました!

 

寒いこの季節、低温でじっくり醸される

純米吟醸酒は、特別な品格と華やかさが

あります。

 

初鮎 純米吟醸生酒

先に発売されている純米生原酒に比べると

圧倒的な鮮烈さとインパクトが感じられます。

 

初鮎純米吟醸生酒

雪見酒が楽しめますね(^^♪

 

鶏肉をベースにした、醤油味のお鍋に

三つ葉や旬のセリをふんだんに入れた

香り華やかな一品にとても合うと思います。

 

ジューシーな美味しさをぜひお試しください♪

 

初鮎純米吟醸生酒は、720mlで2145円(税込)です。

 

ご用命は立原酒店[新潟・上越]創業明治

 

お酒は20歳になってから。

当店では20歳未満の方への酒類の販売は致しません。

日本酒時々やわらぎ水を飲みましょう

 

JUGEMテーマ:グルメ


金鶴の手書き看板を作成しました

2年ぶりとなりましょうか、金鶴の手書き看板を

作成しました。

 

金鶴の手書き看板は、外に飾る頻度が多く

日に焼けたり、結露で紙が汚れたりと

寿命も早いです。

 

これを作成するのはなかなか大変ですが、

自分が惚れた酒ですから、気合がかかります!

 

下書きを終わらせ、墨を入れていきます。

 

金鶴 手書き看板

苦労した分だけ出来上がった時の達成感は、

格別です。

 

今日も美味しい酒が飲めそうです(^^♪

 

JUGEMテーマ:グルメ


清酒「金鶴」の手書き看板の下書きを作成しました

金鶴の手書きポスターが、大分やれてきたので

新年改めて作成することにしました。

 

金鶴 手書きポスター

まずは鉛筆で下書きから。

 

この字ってとっても難しいのですよね〜。

 

惚れた酒ですからね。

 

下書きが超大変ですが、出来上がったときの

達成感は格別です。

 

さて最終仕上げをしてから、本塗に取り掛かります!

 

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燗酒の魅力

今日はよく晴れて、昨日積もった雪も

大分融けました。

 

日中は暖かいのですが、

朝晩は冷え込みますね〜。

 

最近私は燗酒が習慣化されてきたように感じます。

 

飲み始めは、活性にごり酒をシュワシュワ味わって

 

その後には、純米酒の火入れされたこの風和を

楽しみます。

 

風和 純米酒

脂ののったお魚や、焼き鳥、揚げ物などに

風和のキレのいい酸が、見事に中和してくれて

じつに美味しくハーモニーを楽しめます(^^♪

 

ぬる燗よりも少し熱めに仕上げて、

スカッと爽やかに味わいます。

 

お酒の味わいって、温度でかなり変わりますから

それもまた楽しいものです。

 

レンジでチンする場合、徳利は首が狭いので

その部分が熱くなりすぎて、胴体の部分はぬるい状態

で、かなりの温度差が出てしまいます。

首の狭い徳利はお湯に入れて温めるのが

おすすめです。

 

レンジの場合は、円錐のような形をしたものに

アルミ箔を少しかぶせて、まずは水で温度を試してから

行うことをお勧めします。

 

JUGEMテーマ:グルメ


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