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金鶴訪問 酒米編

今年は、農作物にとって、とても厳しい気象条件だったと

思います。

 

夏の異常な暑さからの、雨の多い秋。

そして度々訪れる台風。

 

収穫のタイミングも、とても難しい状況のようですね。

 

そんな中、ずっと気になっていたのが

佐渡の地で自然農法により育てられた酒米「越淡麗」の

現状です。

 

清酒「金鶴」の醪責任者でもあり、農業家でもある

佐々木さんが、取り組みを始めてから4年目となります。

 

ここまでくるにあたっては、様々な苦労困難を

何度も何度も乗り越えてきたことでしょう。

 

農薬は勿論、肥料も与えない自然農法は、

土作りから行います。

 

耕し方から、水を抜くタイミング等々

その地の特性や癖など様々な要素を想定して

状況を分析しながら行われます。

 

稲は、地中深く根をはやし野草のように

力強く生育します。

 

酒米「越淡麗」は本来その地が持つ土地力が、

酒米の生育に大きく現れるそうです。

 

事前に、佐々木さんとコンタクトを取り、

当日は金鶴の社長さんと一緒に案内して頂きました。

 

まず初めに伺ったのが今年から、自然農法を

取り組まれた方の、田んぼです。

 

金鶴訪問

川の側面に見事な稲穂をぶら下げていました。

 

 

金鶴訪問

これには驚きました。

川沿いというのは、川からの栄養が土の中に

蓄積されているのですね。

 

もともと二つだった田圃を一つにしているのですが、

場所によって実りの状況が大きく違い、これこそが

まさに越淡麗種の土地力が形に現れる姿なのだそうです。

金鶴訪問

場所によって稲穂の穂粒が、かなり違うので、

沢山実った稲穂が完全に実るのを待っていると

少なめに実った稲穂が、生育しすぎて同割れを起こすことが

想定されます。切ないところですが、中を取って

収獲するそうです。

 

続いて伺ったのが、佐々木さんが手掛ける大吟醸用の

越淡麗の田んぼです!

 

減肥栽培ですが、8割減だそうです。

 

金鶴訪問

周りの田んぼは、結構倒伏していましたが、

力強く実っていました。

 

流石だなと思いました。

 

途中で佐々木さんから「朱鷺がいたら

見てください」と双眼鏡を渡されました。

 

本当に優しい方ですね。

 

金鶴訪問

いました!

 

数年前は、これほど近くでは見れなかったのですが、

人間に対して大分警戒しなくなってきたのでしょうかね。

双眼鏡で見ると、動きがよく観られます。

可愛らしいですね!

 

さて、最後に連れてきていただいたのが、佐々木さんの手掛ける

純米大吟醸「上弦の月」に使用される、自然栽培米

「越淡麗種」の田んぼです。

 

ひっそりとした里山にて栽培されています。

 

このロケーションすてきですね〜!

 

金鶴訪問

すごいな〜。

 

金鶴訪問

 

金鶴訪問

苗から少し成長した6月くらいに、田んぼに入り

水草の除草(ただひたすら手づかみで引き抜く作業)を

一緒に行った事がありますが、稲が立派に実った姿は

実際には見たことが無かったので、今回初めて実物を見ることが

出来ました。

 

強烈な暑さや雨風に耐えながら、佐々木さんと二人三脚で

見事に育ったのだと思うと、涙が出てきました。

 

今回来させていただき、本当に良かったと思います。

 

感動を与えるお酒を造り上げるには、人知れず

計り知れないドラマがあるのですね。

 

金鶴訪問

社長さんに小木まで送っていただき、名残惜しくも

船に乗り込みました。

 

帰りには晴れ間も見えました。

限られた時間でしたが、生涯の思い出に残る

良き日となりました。

 

金鶴の加藤さんをはじめ、佐々木さんに感謝です。

 

次回は皆さんと一献お願いしたいところです(^^)

 

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コメント
こんにちは。
すばらしいお米になりましたね。
お酒が出来るのが楽しみです。(^_^)
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