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酒米のお話

越淡麗という酒米は

吟醸酒や大吟醸酒等に使われる

酒米として2004年に誕生しました。

 

新潟県の代表的な酒米である

五百万石は、前回お話した通り

大吟醸用酒米としては

不向きな為、新潟県の酒蔵が

大吟醸酒を造る際には、

兵庫県産の山田錦を使用していました。

 

山田錦は、大吟醸用酒米として

長い歴史があり、ふくよかな味わいの

大吟醸酒にはぴったりの酒米ですから、

当然だと思います。

 

しかしながら、新潟清酒としてPRするには

新潟県で作られた酒米を使って

大吟醸酒を造りたいといった

思いが強くあったようです。

 

そこで、ここ新潟の地でも栽培可能で

かつ、山田錦に劣らない酒米を作り上げようと

新潟県農事試験場において、「山田錦」と

「五百万石」を交配し15年もの長い歳月を経て

「越淡麗種」が誕生しました。

 

15年もかかる事に驚きましたが、

個体ごとに選んだり、それを固定して

いくように、特製を見極めながら

継続して行われたということです。

 

この二つの品種はかたや膨らみと奥行き、

もう一方は、淡麗ですっきりといった

全く違った特性ですので、

それらの組み合わせによって、

どちらの良さも表現されるお酒を

目指して作られたのであります。

 

栽培に関しても、新潟の気候風土に合った

成熟期を迎える品種となりました。

 

山田錦が、10月初旬で、五百万石は、9月初旬、

そして越淡麗は9月20日頃ということです。

 

越淡麗

一番長い品種が、雄町米です。

古代の酒米で、タケが長いということは

倒伏など栽培に苦労されたことでしょう。

 

こうして誕生した待望の品種「越淡麗種」ですが、

酒造りに於いての、特製をつかむまでには

新潟の杜氏さん達の苦労は大変なものだった

と聞きます。

 

続く

 

 

JUGEMテーマ:グルメ


コメント
こんにちは。
このように酒米のお話を聞くと
日本酒を飲んだときの味わいも違ってきます。
また同じ酒米でも蔵によって味に違いが出るのが
面白いと思います。
あいさんこんばんは。

そのようにおっしゃっていただくと
とても光栄です。
日本酒の魅力ですね!
  • 立原酒店四代目店主
  • 2020/05/11 8:46 PM
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