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お酒のお水のお話、灘伏見

お酒に使われる仕込み水は、

水質により清酒の発酵に

大きな影響を与えて蔵ると

いうことですが、

 

水の違いに気付いたのが

江戸時代に、神戸市と

西宮市のそれぞれに酒蔵を持つ

山邑太佐衛門というお方です。

もうべの酒蔵「櫻正宗株式会社」の

創業者。

 

それぞれのお酒の味を比べると

西宮市の酒蔵が醸したお酒の方が品質が優れている

事に疑問を抱き、原因を追究されたそうです。

 

それぞれの蔵の蔵人や道具などを

入れ替えてみましたが、変わらなかったそうです。

 

すっきりしないまま、天保になり、11年

西宮市の水を神戸市に運び酒造りを行ったところ

醗酵が盛んとなり、質の良い日本酒が出来たそうです。

 

理由は水にあったということです。

 

六甲山系に降った雨水が、伏流水となって

貝殻の多い地層の海岸部の西宮神社近くの

一体で湧き出る水が、素晴らしい酒質の酒が

出来る理由だったのですね。

 

その後灘の酒蔵では、西宮の水を

使うようになり、名前を略して

宮水といわれるようになったということです。

 

その評判が四国や九州にまで広がり、

水屋商売が始まり、関東にまで運ばれた

そうです。

 

日本酒生産数量トップである

兵庫県の灘、京都の伏見の水は

新潟県とは違い、硬水です。

 

こちらの硬水には、カルシュウム、リン、

カリュウム、塩素などが豊富に含んでいながらも

鉄分がとてつもく少ないということです。

 

全国の醸造用水と比較しても、

含有量の多さは、ひときわだということです。

 

カルシュウム、リン、カリュウム、といった

ミネラルは、酵母の発酵を促すとても重要な成分で

米にも含まれていますが、即効性は水があり、

大きく役立つのですね。

 

灘の酒は、キレがよく辛口の男酒とも呼ばれ、

 

一方伏見の水は、中程度の硬水で

香りもよく、なまらかできめの細かい

酒が出来る事から、女酒とも呼ばれているようです。

 

湧き水

 

日本は水に恵まれた国だからこそ、

このようにいろいろなお酒も生み出されるのですね。

 

自然との共存の中で、水質が守れれていくよう

色々な取り組みが進められているようです。

 

限られた資源を大切に、私も心掛けたいと思います。

 

JUGEMテーマ:日記・一般


コメント
こんにちは。
このような事を知っているだけで
日本酒を味わうとき、味の感じ方が違ってきます。
日本各地のいろんな日本酒を飲んでみたいです。
あいさんこんばんは。

日本酒の魅力も千差万別です!
ベースがありながらも色々なお酒を楽しんで下さい。
  • 立原酒店四代目店主
  • 2020/05/15 7:38 PM
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